クローバー通信 ６
ここのところ寒さが逆戻りしたような陽気ですが、いかがお過ごしでしょうか。前回の通信配信から一度公民館でクローバー会を開催しましたが、ここのところの感染者数の増加で7月の定例会はお休みにすることとなりました。その代わりと言ってはなんですが、クローバー通信でみなさまと交流出来たらと思います。 本日のトピックス 今月の定例会では「自分の気分に騙されずに行動するために」がテーマでした。 この時季は長雨が続き、おひさまにもあまり会えない日が続きますが、こんなときは気分もどんよりしがちです。気圧に影響されて頭痛など体調不調が出る人もいるでしょうが、いわゆる「季節の変わり目」の時期は心身に不調をきたす人が少なくありません。 こんなとき、「気分がのらないから」と言ってやることを先に延ばしていると、行動に移せなくなりがちです。というのも、行動することを避ける、このことを「回避」と言いますが、あとに延ばすほどその行動がしづらくなるからです。回避の特性としては、その行動を避ければ避けるほど行動に移しにくくします。「明日になったらやろう」と自分に言い聞かせても、いざ明日になると行動に移せないのはそのせいです。「やらないといけない」と思っていたのに出来ないということが、気分を落ち込ませることにもつながります。 さらに、「気が向いたら行動する」「気分が良くなったら行動する」と自分に言いきかせている場合、いつになっても気分は良くなりません。その行動が引っかかっている限り気分は良くならず、結果として行動も出来ないままになります。 それではどうしたら行動出来るのか。それは「回避をしないこと」です。つまり、気分を根拠にして行動するかどうか決めず、気が向いても気が向かなくても「行動する」方法を取ることが解決方法です。実は行動することによって、気分を変えることにもつながるのです。 でも本当に気分が落ちているとき、体調が悪い時には、無理して行動せずにお休みすることが大切です。無理して行動することがかえってストレスを生み出し、さらに気分の落ち込みや体調不良につながることもあるからです。 心身の不調があるのか、気分に騙されているだけなのか、どうぞご自分の身体と対話しながら行動してみてください。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 8月にはまたみなさまとお会いできる状況になっていることを祈っています。